フリースペース ウィンは塾長の何気ない一言から始まりました。
「ウィンの東教室を使ってなにか新しいことをしたいと思う!」
それを聞いた一人のスタッフ「しぶやん」は答えました。
「子どもたちが自分らしく安心して過ごせるフリースペースを作りましょうよ!」
ウィンにはフリースクールや塾があり、高知の若者や子供たちに対して勉強を一緒にすることができる。
しかし、勉強以外でしてあげられることは多くありませんでした。
そこで、フリースペースを作ることで居場所のない若者や子どもたちの居場所を作ることができ、今まで以上のサポートが可能になる!
塾長もフリースペース事業に賛成し、フリースペースの開設が決定しました。
塾の教室を限られた予算の中でフリースペースに改装するということで、リノベーション作業はすべてウィンのスタッフたちでDIYで行うことにしました。
「DIY」とは…Do It Yourselfの略語で「自分自身で何かを作ったり修理したり装飾したりすること」です。
そして、この日からウィンのフリースペース誕生の物語が始まったのです。
8月に入ってまもなく作業は行われました。
フリースペース ウィンのDIYリノベーションの作業1日目の記録です。
今回の作業は壁の塗装とフリースペースに黒板の壁を作るです
まず、一番大きな壁の一面を黒板塗料で塗っていきます。
スタッフや生徒と話し合った結果、壁一面を黒板塗料で塗ることに決めました。
さっそくみんなでホームセンターに行って、黒板塗料を買ってきました。
黒板塗料や壁紙用の塗料はホームセンターなどでかんたんに入手できます。
特に黒板塗料は色々な素材や場所に塗ることができ、かんたんにカフェのようなオシャレな雰囲気を出すことができるので、リノベーション作業ではよく使われます。
壁に塗る色はすべて、上下を2色のカラーでツートンに塗り分けていきます。
この時、ペンキが垂れてしまうのを防ぐために上から順番に塗っていきます。
上の写真の塗料である黒板塗料と白の塗料から塗っていきます。
まずは壁の下部に垂れないよう保護するマスキングテープというカーテンのようなシートを使いマスキングを施します。
さっそく、黒板壁とその奥の壁のマスキング
黒板塗料と言っても、様々な色があり、部屋の雰囲気に合わせて使い分けてもオシャレだ思います。
今回使用した黒板塗料は水性で、あまり匂いがなくとても使いやすいと感じました。
今回塗装した壁は幅が7メートルほどある大きな壁です。
この壁を塗ったのはウィンの生徒である、高校生の男の子です。
この壁を塗ったときに使用したのは、ローラーでとてもかんたんに塗れました。
力を入れずに塗ることができるので、お子さんや女性の方でも簡単に塗れると思います。
あまり塗料を付け過ぎず、強く押し付けないことがコツです。
細かい部分はハケで仕上げていきますが、大きな面はローラーを使うことにより初心者でもムラなくきれいに塗ることができます。
この壁を塗ってくれた、高校生もウィンに対する熱い気持ちを持った少年の一人です。
今回のリノベーション作業では彼が中心となって作業をしてくれました。
初めて塗るにもかかわらず、ムラなくきれいに塗り上げていきました。
そして今回はそれだけで終わりではありません。
塗るべき壁はこちらにもあります。
先程、黒板側のマスキングと同時進行でべつの壁のマスキングは終わってます。
1度塗りとして白のペンキを一缶使い切ったところで今日は終了です。
多めに買っておいてよかったです。
もうすぐでペンキが足りなくなるところでした。
そこで先生方の協力や塾の生徒達の協力によって
無事塗り終えることができました。
私達が塗り上げた黒板がこちらです!!
今の壁の画像
前の壁の画像
どうでしょうか?
作業前の壁と見比べてみてください。
この黒板ができたことで、部屋全体の雰囲気が一気に遊び心溢れた部屋になったと感じました。
また、塗る前の壁は、元々の色が少し塗装が剥げているところや発色があまり良くないところがありました。
せっかくなので、きれいに見えるように白色のペンキと黄緑のペンキで黒板の横にある壁も塗りました。
新しい色のペンキで塗り直すことで、前の壁からは想像できないほど部屋全体の雰囲気がとても明るくなりました。
白と黄緑のツートンの壁は黒板に負けないほどのインパクトがあります。
このフリースペースは、居場所がほしいお子さんや、息抜きに来てくれるお子さんが、落ち着いて過ごしやすいように色にもこだわったので喜んでくれると嬉しいです。
このフリースペースを使用する人たちもこの黒板を見て楽しんでくれたらと思います。